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OSK「REVUE JAPAN~GEISHA & SAMURA」 [観劇感想(OSK)]

OSK「REVUE JAPAN~GEISHA & SAMURA」
2017年2月2日(木)19時 


インバウンド向け公演「GEISHA & SAMURAI」を見ました。
最初、タイトルを聞いた時。「芸者と侍?」とあまりのストレートさに驚き
さらにチラシをみて「サムライとニンジャのスゥオードファイト・ダンス」という説明
そして「ゲイシャ・フジヤマ、トリイにサクラ」の写真、その突き抜けた直球ぶりに、
べたな泥臭さを通り越した清々しさを感じたほど。

今日見てきた。
あの2時間半の「紅に燃ゆる」を30分の超ダイジェスト。冒頭ラストはしっかり
はいっているから、わかると言えばわかる。殺陣中心に構成されていた。大迫力。
後半は「春のおどり」から花魁の場面と新場面。娘役中心の、童女のラインダンスや
雨の道行、藤娘など、外人が思う日本イメージそのまま再現したような構成。
花吹雪の中の総踊りは美しい。
そして最後は幸村チームも一緒になって、全員でピンクのパラソルで「桜咲く国」
圧巻の華やかさ!
戦国時代の武将と忍者に挟まれる江戸の花魁。なんとシュールな並び。

このショーは「日本ならではの日本らしい日本情緒を気楽に楽しく味わえる
エンターテイメント」に違いない。
私が外国人観光客なら、こういうショーは絶対に見たい。そう思った。

201702REVUE JAPAN.jpg

「REVUE JAPAN ~GEISHA & SAMURAI」

前半がサムライ、後半がゲイシャ。休憩なしの60分。

SAMURAIは「紅に燃ゆる」のダイジェスト。「紅~」を見ていない方に
聞いてみたら、「超ダイジェストでも日本人なら知ってるからわかる。」との感想。
去年の大河ドラマだったし、真田幸村の大体の話は、知ってるよね~
日本人ではない方のためには、舞台上に英語の字幕と、中国語のアナウンスがあり、
舞台の役者は通常の日本語。なんともグローバルだ。
殺陣は言葉なくても迫力を味わえるし、大体言ってることは分かると思われる。
才蔵、幸村の、最後の壮絶な死に様まであった。あの短時間に。
これ見てから大阪城を訪問してほしいもんです。というか大阪城で上演すれば?
と思ったのでした。

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「紅に燃ゆる」は何度も見ている公演だが、殺陣のスピードが尋常じゃない。
あの速度と動き、タイミングは、素晴らしい。どんどんスピードアップしてない?
そう思う。悠浦幸村の刀は重く力があり、楊才蔵の刀は軽やかに舞うよう。
悠浦さんの殺陣は、最高レベルに達しているのではと思うのでした。
(そういえば、望月上道様もものすごい殺陣をされますね。スピードと動きが
尋常ではありません・・って、都の右大臣、官僚出身ではなく武人のような。
鬼レベルに凄い剣をお使いになる方。あの身のこなし、隙が無いわ)
短い時間ですが、壮絶な生き様を見せてもらったと思います。
そういえば、香月さんはあの短時間なのに、信之と大野治長の二役をされてる。
それも凄いや。でも初見だと別人ってわかるかしら?治長一瞬だし。
秀頼さまと昌幸父上も出てくるし。30分とは思えない濃密な内容でした。
ちょっと殺陣が多すぎる印象も。静と動が決まると美しいのですが、
「動」が多すぎて、幸村はずっと戦っている印象。継続的な公演にするなら
あの動き30分はハードすぎるので、(演じる方もでしょうが)見る方も疲れるから、
もう少し殺陣が少なくていいと思う。幸村のほか、才蔵と佐助にソロあり。
みんな歌えるから、歌詞分からなくても楽しめたと思う(楊さんの上達ぶり凄い!)

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・・・しかし、「鬼ノ城」から続けてみると、しとやかな皇后さまが逞しい忍者として
戦ってて、陰謀の右大臣が兵を率いた悲劇の武将になって真ん中で戦ってる。
見てる方は「すご・・」と思うが、演じてる人はどちらも別人格になってるようだ。
天輝くんだけは、どっちでも斬りまくってグリグリとどめを刺してますな(笑)
温羅の奥様は花魁になってるし、タケル犬は粋な男衆。うーん、役者ってすごい。
この味わい方は、今だけ限定ですね(笑)
ともあれ、悠浦さん、城月さん、折原さん、虹架さんほか両方に出演の方々は
一日3公演、違う内容違う役。ほんっと大変だと思います。

端折った部分は、次に出てくる虹架さんが、若衆姿で中国語で、説明してました。
日本語が分かる人は、知ってる内容だから、中国語と英語字幕なのでしょう。
短いわりにちゃんとわかる凄いダイジェストでした、はやみ先生すごい。


「GEISYA」は新作。
幕開きのちょうちんがちょっと少ないが、常設劇場の長期公演ではないため
仕方ない。だが提灯の扉が開いてでてくる花魁は、超豪華。
折原さんの花魁は、ベースは「春のおどり」2016の花魁なのですが、
あの時より、さらに堂々としっとりと、ナンバーワン太夫としての誇り、
遊女の張り、花魁の矜持が感じられました。今回の2部は折原さんがトップ
ですが、堂々たるもの。今まで見た折原さんで一番美しく、圧倒されるような
存在感があったと思います。

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その花魁を頂点に、虹架さんと白藤さんの同期コンビはしっとりと。
白藤さんは「姐さん」とう呼び名が似合う方ですね。
和沙さん かなめさん 桃葉さんの3人藤娘。和沙さんの引き抜きあり。
もうちょっと長めに最初の衣装を見せてくれたら、引き抜きも「おお!」って
なるのに、ちょっと早すぎるような・・もったいないわ。
結菜さん、藍莉さん、結城さん、彩さん、雪妃さんの5人の童女。
可愛らしく、飛んだり跳ねたり、ラインダンス(もどき)まであり。
この4組が衣装そのままでいろいろ踊ってくれました。
こちらは台詞は一切なし。歌は花魁だけ(だったような)。
ノンバーバルをさらに意識した作りになってました。


「サムライ」と「ゲイシャ」の間、休憩はないけれど、雰囲気転換のため、
虹架さんが客席降り。一人でお客様に感想を聞いて回る。中国語で。
簡単な英語も入れながら、3か国語を話しつつ、主に中国のお客様に感想を
聞いていた。虹架さん通訳によると、皆さんとっても楽しまれているようだ。
私も通路にはみ出して写真を撮っている外国の方を目撃した。
大変熱心に楽しまれていた様子はうかがえた。

今回は写真撮影がOKなのですが、幸村のほうはやっぱり動きまくるから
撮った写真見ても後ろ向きとか、ブレが・・花魁の方は静止場面が多かったので
結構綺麗に撮れました。2回目に見たときは、幸村の方は思い言って動画を
撮影してみました。そしたら割と綺麗に撮れました。しかし見ながら撮影って
慣れてないし、許可があるのに妙な違法感があって(禁止が刷り込まれてるから)
ドキドキしながら、こっそり撮影しておりました。せっかくなので貼っておきます!

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フィナーレは、サムライ組と花魁組が一緒になって「桜咲く国」。
どんな公演でもピンクのパラソルは登場する(笑)
戦国のサムライと、江戸の花魁が並ぶ姿は壮観でした。
だって花魁、幸村さまと才蔵さまに挟まれて立ってるんだもの。


最後に、客席に向かってなんか投げてる。
何かわからなかったけど、2回目に行ったときに、運よく一つキャッチできた。
それは桜柄のサイン入り日本手ぬぐい
広げると「彩ひとみ」というサインがあった。童女姿でだれがだれだか
分からなかったけど、彩さんだったようだ。ありがとうね~♪

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そうそう、入場時に簡易パンフレットを貰った。
日本語・中国語・英語で内容が書いてある。見ると、「幸村」の台詞が全部ある。
上演中から、上に出る字幕が気になってチラチラ見ていたが、帰宅してパンフを見る。
「紅に燃ゆる」は I am burning in Crimson になるのか~
なんか中世の騎士物語みたいだ。あ、あってるのか。
パンフには、シールまでついていて、大変サービスが良かった。


ということで、1時間はあっという間に終わりました。
いつもの「公演を見に行く」よりもずっと気楽に見られ、楽しかったです。



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コメント 4

ミカ

時間は短かったけど なかなか中身の濃い公演でしたね。
ほんとに幸村はかっこよく GEISHAの方は美しくて
これは外国の方は喜ぶだろうなぁ~と思いました(^o^)
すべて撮影可と言うのはとてもめずらしいようで
タカラヅカファンの人も「へぇーすごいね」と驚いていました。
でも 撮影してもいいと言われたらなんか撮らないと損?みたいな気分になって 結局 私もずっとカメラ上げたままになってしまいました(笑)
ほんとはこの目でゆっくり見たかったんですけどね。 
もし次回あるなら料金をもう少し安くしてくれたらうれしいですね♫


by ミカ (2017-02-09 11:10) 

えりあ

ギヤ~お返事を書いたつもりがアップできてませんでした。
というかいつ消えたの?という気分。すみません。

撮影可は私も初めてで、大変緊張しました。
撮影しながら見れなくて、結局「見る回」「撮影する回」と
最低2回は必要なので、料金安く~は賛成です。
「鬼ノ城」が2時間半で、REVUE JAPANは1時間。
でも千円しか変わらないって・・と思いますもの。
常設でやってもらって、海外から「必ず見るべし」って名所に
なってほしいです。

by えりあ (2017-02-11 23:31) 

こんにちは

以前えりあ様がオセイリュウの感想で海外からの旅行者を取り込める演目にすれば良いのにと仰っていたと思うのですが(うろ覚えで失礼します)、まさにそれに応えたかの公演ですね。
今回は試験的な上演なので、急遽上演できる幸村と日本舞踊のショーだったのでしょうが、私も殺陣は多すぎと思いました。常設されるなら、楽しい踊り(獅子舞や天神祭りの龍舞など)があればいいなと思いました。外国からの方には殺陣が必須なのでしょうか?
本当に「必ずみるべし」の名所になってほしいですね。
by こんにちは (2017-02-15 17:53) 

えりあ

オセイリュウの感想に書いた気がします(そう思ってたので書いたに違いないです)。今回は春節に合わせて急遽決まったような感じでしたね。殺陣はすぐにはできないので、幸村からの抜粋になったのかな?と思います。こういう公演用に公演を作ったらまた違うのかもしれません。
春の踊りにあった「獅子舞と天神祭り」あれ良いですね!
男祭りという感じで良いかも。殺陣は必須かもしれませんね~(人気のサムライだもの:笑)入れるなら5分くらい×2回くらいでいいけど。ぜひ常設にして「日本に行った?じゃOSK見た?」って言われてほしいです。

by えりあ (2017-02-16 21:57) 

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