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OSK「真・桃太郎伝説 鬼ノ城 ~蒼煉の乱」千秋楽 [観劇感想(OSK)]

OSK「真・桃太郎伝説 鬼ノ城 ~蒼煉の乱」
2017年2月5日(日)15時 千秋楽

初日に見て気に入って、ほぼ毎日のように見ていました。
REVUE JAPANもあったし、今週あんまり仕事してない・・。
でも通わないと絶対後悔すると思ったので、意思を貫きました。

3層構造のお話し、伏線回収が素晴らしく、なによりタイトル通り
「桃太郎の伝説が成立する過程、もとになった事件が分かった!」と
思わず論文を書いてしまいそうになるほどのピースの嵌り方。
国文学や考古学を専攻していたら危なかった(笑)

私は(お察しのとおり)朝廷チームに嵌りまくっており、
あの3人のスピンアウトが脳内で一話となるほどに心を奪われていた。
温羅チームには泣かされた。温羅も、阿曾も・・なんて役者だ!(感嘆)
イサセリチームはゲーム化を狙っているのか?というプレイヤー的役回りに
もっと弾けた明るさ(他が暗いから)が欲しかったとか思いつつ見てました。

この10日ほど、物語世界に引き込まれてしまいました。
楽しかったです。・・・東京も見るけど(笑)

鬼ノ城看板.jpg

大変主観的な分析の上、凄く長いです。ネタバレしまくりなのでご注意。






真・桃太郎伝説 鬼ノ城 ~蒼煉の乱


書きたいことを書く。いつもだけど。私の解釈・感想ってことで赦してね。


<朝廷編>
ということで。私が嵌りまくった朝廷の3人様。
メインは上道(悠浦あやと)、皇后(城月れい)、帝(愛瀬光)の3人ですが、
実は青霧(天輝レオ)と朱我流(実花もも)の話もある。

今回、「部下」が居るのは上道だけ(ほかの人には出て来ない。「仲間」だもん)
その部下たちの忠誠がものすごくて、驚いた。部下全員「帝の御ため」と
言って命を懸けているところを見ると、上道への忠誠ではない。
「帝への忠誠」を向上させ「自分=帝の意思を体現するもの、帝を守るもの」と
植え付けて、自分のやりたいことをさせるようすり替えているようだ。
古代とはいえやはりそこは日本、帝を中心に中央集権国家を構築することを
目指していたのですねえ。(のちに自分が帝になり替わる予定で)。
上道がそれを目指していることを、ヤマトの人々は分かって、彼の命令に従った
だから「私(上道)の命は絶対だ!!」と自信をもって断言していたのですね。
帝ですら、「上道の忠誠心は本物」と信じていたくらいだし、兵士やほかの人々を
意のままに動かすなんてお手の物だったでしょう。それに「上道への忠誠」では
ないから、「帝のご意向」を上道が語ることで、何かあっても非難は上道に向かず
帝の責任になるのだから一石二鳥。頭いいわ。人心掌握術に優れているようなので
鬼にさえならなければ、大変有能な右大臣として帝をささえ国家運営したに違いない。

後で調べてわかったけど、御間城皇后の父は大彦命。将軍の一人で、先々代の兄。
イサセリと同じ立場の方のようですね(帝の父の兄だ。だから帝と皇后は従兄妹)。
上道もまた帝の地位を狙うくらいだから皇族なのかもしれないけど(あの時代、
皇族は山のようにいる。朝廷はほぼ皇族だ)臣下に過ぎない上道などに
娘をやる気は全くなく、自分が帝になれなかった代わりに娘を皇后にすることを
望んでいたのか。御間城は幼いころから皇后になるべく育てられたのかな~
と思います(態度が大きいし、発言力がある)。
御間城もまた、上道との恋に破れて己の立場を知り、鬼になったのですね。
御間城と引き裂かれた上道が、どうやって右大臣まで登りつけたのかを知りたい。
大彦命と壮絶な戦いがあり(陰謀戦?)上道が勝利したらしいから。
御間城だけが、その戦いの原因を知っていたのですよね、さぞ戦慄したでしょうね。
上道の、周囲を焼き尽くすような純愛が怖すぎて、若君の父が誰か知られたら
帝も国も民も、すべてを滅ぼしても自分たちを取り戻そうとするに違いないと確信して、
必死で上道を朝廷から遠ざけようとしていたように見える。

上道と御間城、二人は互いの考えが手に取るように分かったのでは?とラストシーンを
見て思いました。(上道を遠ざけたかっただけで、死刑にはしなかった。謀反は
一族郎党死刑なのに。表沙汰にしないためかもしれないが、本人すら流刑止まりとは!)
それで海賊に殺されるようなら、それまでの器量。生き残って海賊の王になれる器が
あれば再び・・・と、御間城は無人島や過疎の善良な島民が住む島ではなく、
海賊の島へ島流しにした。さらに護送官に「たたらの剣(海賊に勝てる)」を持たせた。
貴重なたたらの剣、囚人の護送官ごときに持たせる必要ないもの。その皇后の真意を、
上道は受け取った。だから自分の島送りが皇后の命令だと知った時に、生きる目的が
出来た、と感じたのか。「皇后の命令」と聞いた時の上道の表情、明らかに顔つきが
変りましたものね。、瞳に生気が戻ったというか、、生きる目的を得たというか・・・。
その後イキイキ斬りまくってますし(笑)まだまだ御間城を愛し続けるね。
彼は女木島を「鬼が島」に変えるのでしょう、伝説の鬼となり。
ほのぼのしたイサセリたちのラストシーンの後、強烈な上道のラストシーン。
可愛らしく謎解きしたハッピーエンドから、空気一転。
真のラストシーン。一気に闇に生きる「鬼」の世界に転換させて持っていきました。
悠浦さん、この短い場面ながら心境の変化が凄すぎて、オペラグラスが離せないわ。
(オペラグラスを使ってじっくり見るため、A席で堪能したくらい)
最後に物語を全部かっさらって行った上道様でした。

御間城が上道と組んでいたら、大和の国くらい簡単に乗っ取れたよね。
ある程度固まった国の為政者として、息子の父として、御間城は帝を選んだのですね。
上道は平時の為政者には向かないし、帝には絶対になれない立場。
自分たち(皇后と皇太子)を取り戻すには、国を転覆させないと無理。
それは望まない。だから帝。御間城、ちょっと計算高い。母だもの、仕方ないか。
それに対する上道は、純愛。

そう、上道は純愛の人。彼は3人目にして真の鬼。
皇后の愛はまだ自分にあると思っている(実際に皇后は恐れているが、上道を
愛している。そうでなければ、そこまで必死に排除しようとはしない。一臣下など
関心なくなるはず。愛の裏返しが憎しみ。愛の反対は無関心、ですから)
だから純愛。
それが見えたから、上道が3人目の主役に見えた。
白い主役イメージがある悠浦さんが、一筋の光を抱えたまま、真っ黒の闇を演じた。
ただ自分のために権力欲で王位簒奪を図ったのではなく、愛する人を取り戻すため。
その1点で、3人目の主役になり得た。
これは悠浦さんに充て書き。彼女じゃないと作り上げられなかったかも。
(私は常々、悠浦さんは芝居の人だと思ってる。だから惚れ込んでしまうのだな)
こんな黒い役で純愛を貫いて見せつけたなんて、「凄い」と思うのでした。
ともあれ、若かりし頃の純粋な上道と御間城を見てみたい。二人ともたぶん全然
違うと思うから。

御間城、上道が捉えられて去ったあと、彼を見送る表情が複雑。
排除したかったけど、実際に排除されてしまうと、姿を見ることもできなくなる・・
といったところでしょうか。
帝とイサセリがお話ししている場面なので、御間城も顔を隠すようにしているし。
この場面のラストで、御間城が上道の行動の原因で一番の「鬼」だとわかる。
温羅やイサセリより、上道や御間城のほうがよほど恐ろしい鬼だと思う・・。
重層構造ですね。

。ラストに、彼は妻の御間城と上道の関係を昔から知っていた!と告白する。
もしや若君のことも・・?それなら帝の器量の大きさに感動する。ありえそうだけど。
(実際に、次の帝は、御間城を母とする皇子ですから、あの若君・・?)。
御間城が上道を目の敵にするのを苦々しく思って、御間城に注意する帝。
これは、ただ皇后と右大臣の関係の悪さを憂う何も知らない帝としての叱責と、
二人の過去を知っていてする叱責とでは全然意味が違う。
知って言うのは、「もう上道に心を奪われるのはやめてほしい」という意味なのか。
これは御間城が呆然と泣き崩れるのも当然。自分の忘れえぬ恋人への執着を
夫に知られていたってことですから。上道も御間城も、帝を舐めてる。
二人の関係は知られてないと思ってる。帝は知ってて知らないふりをして、
「上道の忠心は本物」というなんて・・。すべての政治を任せるなんて。
自信がなかったから、と言っていたが、包容力が半端ないと思う。
帝もまた大きな闇を心に持っていたのね。闇のまま表に出さなかった。
愛瀬さんも、凡庸な善人を演じながら実は・・という恐ろしさを見せ、
さらに慈愛と寛容を見せる人物を演じてくれました。こっちも凄い。
朝廷の3人、みんな闇が深くて惹きつけられる。

青霧と朱我流。青霧は上道の腹心の様子。朱我流もまた右腕と言われ。
その朱我流を犠牲にして最後の仕上げをするにあたり、青霧は心揺れたんでしょう。
青霧が一瞬良心を見せるような発言をする。この時の朱我流の返答次第では
この物語はここで終わったかも(笑)青霧と朱我流、仲良く吉備で暮らしたかも。
忠誠無比な朱我流ではなく、心揺れる青霧が上道の部下の最高位にいるところに
上道の凄さが感じられる。これ逆ならいつか吉備で良心に目覚めた朱我流が
裏切ったかもしれない。だけど後ろ暗さを自覚して克服した青霧は裏切らない。
朱我流の答えで青霧の心は決まり、以後、帝のため上道に忠誠を尽くす。
結局、鬼となった温羅に斬られてしまいましたが・・(これは上道の想定外だった)。
上道の部下は、青霧も朱我流も弥彦も、みんな性根が座ってる。
見上げた忠誠心を持つ方々でした。


朝廷だけでこんなに書いてしまったわ。

<吉備編>
温羅(桐生麻耶)と阿曾(折原有沙)の愛。温羅の半生。
温羅と阿曾の出会いと結婚するまでの過程を見てみたいと思った。
傷ついて心を閉ざしていただろう温羅と、世話焼きで朗らかな村長の娘。
少女漫画になりそうなエピソードがあったに違いない。
阿曾は最後まで温羅を信じ、温羅を愛しぬいた。温羅の子を大事に
明るくおおらかに生きていくと思う。
この二人のエピソードを見るに、吉備津神社の鳴釜神事が腑に落ちる。
お話にはなかったけど、温羅の死後、イサセリのために温羅は釜の音で
吉凶を知らせる、その役目を妻の阿曾にしてくれ、とイサセリの夢に立って
告げたんですよね。この話を普通に読むと、なぜ自分を殺したイサセリの
ために吉凶を教えてやるのか?と疑問に思う。でもこの物語のような
エピソードがあれば、納得。そして阿曾のその後の人生の安定のためにも、
温羅の配慮が生きていると思う。(イサセリが吉備津神社を管理したらしいし)
ほんと、「実際にあった話」としか思えない嵌り方だわ。

そして百済での温羅の半生も見たい。過去を語るだけなのに涙させるとは・・
阿曾の反応も素晴らしいし。上道と御間城が負の純愛なら、こちらは正の純愛です。

弥彦(壱弥ゆう)。温羅のもとにいる鍛冶師見習い。
余所者なのに快く受け入れた温羅と阿曾。
心地よい人間らしい生活、あたたかな人々。それでも弥彦の忠誠を
鈍らせることはなかったんですね。(上道、こわいよ・・・)
完全に自分を信じてくれる阿曾に、正体を告げるとき・・青霧のように
ほんのすこし逡巡が感じられる。でもほんの少し。彼は「草」という潜入スパイ
なんですよね。多少の情では揺らがない。結果。
鬼になった温羅に切り刻まれて(このあたりがすっごく上手かった)、
それでも口を割らずに死んだ弥彦。彼の壮絶な死に様は、温羅の狂気とともに
とても印象的でした。壱弥さん、ものすごく芝居が良い。歌も良いけど
これからが楽しみな方です!

最後に、三奈人(湊侑季)。弥彦と同じく温羅の下で鍛冶師を目指す若者。
でもすでに妻子持ち。彼は吉備人。だから「謀反人・温羅」をかくまい
一緒に戦うことができなかった。心情では温羅の味方をしたかったが
守らねばならないもののため、謀反の汚名をかぶることができなかったと。
吉備人がなぜ温羅を見捨てたか、決して冷酷だからではない、身を斬る
辛さをもって離反した・・というのが分かる存在でした。(上道の作戦成功やね)

<桃太郎編> 最後にイサセリ(高世麻央)御一行様。
犬(健:虹架け路万)、猿(唯:翼和希)、雉(真織:千咲えみ)
一緒に鬼退治に出かける・・という本筋の行動をとる方々ですが、
今回は、温羅と阿曾が少女漫画の王道を行く物語を紡いでおり、また
イサセリと温羅、すべての登場人物を操る上道(と御間城)がいるので、
どうも印象が弱い。(ゲームのプレイヤーみたいな位置づけだから?)
また彼ら4人だけが、裏切りも陰謀も、思惑もない。あるのは可愛らしい
秘めた恋心だけ。こちらも少女漫画の王道ですが、温羅と阿曾の話が
LaLa やメロディ、プチフラワー掲載なら、イサセリと真織は なかよし 
ちゃお に掲載されるような少女漫画。(わかる人にはわかる例え:笑)
帝位につけない優れた皇子の処世術として、表情を、本心を隠して
生きているイサセリ。その殻を破らせる真織、健、唯。
本心を隠し、鬼となった姿を見てさえも態度を変えない3人の存在に
イサセリの心を鎧っていたものが剥がれ落ちる・・子供の頃の素直で
感受性豊かなイサセリが戻ってくる・・というラストシーンだと思う。
私的には、もうちょっとイサセリに弾けてほしいなあ。他の3人が
大変感性豊かだから、それと同じくらいのレベルまで「いつもと
違うくね?」のギャップを出してほしいなあ・・と思う。
ちょっと本心は口に出すようになったけど、そこまで劇的に変わったと
思えないもの、イサセリ。もっと自由になってほしい。
もっともっと感情を心のままに表現する喜びを出してほしい・・
と思ったのでした。欲を言えば、母に処世術を教え込まれる前の場面、
そこももっと天真爛漫に、表情豊かに生きることを楽しむ姿が見たい。
最初と最後の場面が同じ<真のイサセリ>で、途中の自分を殺している
生きるイサセリ<健に突っ込まれる、冷徹で動じない無表情のイサセリ>
とのギャップ、それがイサセリの一番の役どころではないかと思うのでした・・。
高世さんってクールで感情が動かないからこそ、
そのラストでの変わり方を見たかったです。
(高世さん、「カルディアの鷹」でも感情のない王子でしたよね。
宛書にすると、そういう役が来るタイプなんでしょうか)

今回のヒロイン、真織の千咲さん。もともと可愛くて歌えて芝居ができる
と思ってましたが、今回のプリキュアのようないでたちながら、きちんと
役割をこなしてました。無表情なイサセリの中に、本当のイサセリを見出し
愛せる少女。純粋で無垢な魂だからこそ、できること。
同じく、純粋でまっすぐなとは(衣装の相似性もあり)兄妹に見えました。
は3人の中ではちょっとヒネてる。真織への片思いを秘めてるから。
真織はまっすぐイサセリ一直線だから、最初から失恋決定だし。
でも彼は真織が幸せになることを喜んでる。愛する人の幸せを願えるタイプ。
(上道と違って。でも普通はこっちだよね)その分、イサセリへの突っ込みが
鋭くて、観客は健のおかげで、イサセリの感情が分かるってものよ。
そして物語上でも、健が大活躍。健の鼻がなかったら、上道の計画は全部
成功してたでしょう、間違いなく。青霧も演技力あるし(笑)、帝だって
上道が謀反を企むなんて思ってない。謀反はあまりに重罪だから。
ということで、健くんはストーリー上の最大の功労者に違いない。
虹架さんの軽やかな感じが上手く役に嵌って(やっぱり宛書!)とても
良い役になってました。今回はやりすぎることもなく(失礼)、的確に
役目を果たされてました。唯と真織とは違う雰囲気のちょっと豪華な衣装。
イサセリより豪華?と思うほどのファー付き衣装。この衣装の豪華さが
健の役割を表しているのかしら~と思った。


ほとんどの人に役があり、役割があり、ただでさえ三重構造なのに、
それぞれがとっても深い。大変気に入った物語です。

あと忘れてはいけないナレーション。これが天輝さん
初日に聞いた時は誰かわからなくて、悠浦さん?桐生さん・・?ではないなあ?
と悩みまくった。桐生さん悠浦さんという大層良い声の方と間違うとは
(私が間違っただけですが:笑)大変見込みのあるお声をされているようだ。
そのナレーションが、舞台とは正反対のことを、日本書記の記載通りを語る。
そのギャップもまた溜まらない!このナレーションを聞くだけで、朝廷の陰謀
というものが、切実に伝わってくるほど。素晴らしいナレーション効果だ。


嵌りました。今回連れて行った方が、「スカーレットピンパーネル
(安蘭さんの初演)以来の名作だ!」と言ってました(基準がわからん:笑)。
あと男性に評判が良かったですね。はやみ作品は男性受けが良いですが
今回も大変良かった印象。

東京が楽しみ!(笑)今回は歌える方が歌ってるからCDも欲しいわ。
曲もとても好き。松岳先生×はやみは良いですね。ちょっと似てるけど嵌る。
頭の中、ぐるぐる。

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こんにちは

愛するものを奪われるとき、誰でも人は鬼になるがよ~く分かるお話でしたね。

えりあ様の仰るとおり、イサセリチームの印象が少し弱く感じました。水戸黄門的役割なので、他のチームよりドラマ性が少なかったからでしょうか。あと衣装もゲームっぽい感じで異質なかんじがしたからでしょうか?あえて異質を演出されたのだとは思いますが。
それに対して、朝廷チームは全員一人一人のドラマを感じさせられました。特に御間城の心の内を想像するのはワクワクします(笑 上道が引っ立てられる場面、御間城はずっと目で追ってますよね。それに気づいてから、あそこの場面私は御間城を目で追ってます(笑。一瞬でも上道に御間城を振り返ってほしいのですが、そういう行動は今のところ見られず・・・
御間城も恋を引き裂かれて、唯一の愛の証を守り抜く為に鬼になって、親も帝も上道も切り捨てて、自分の運命に復讐しているのだと感じました。
帝が最後に御間城を抱擁する場面も、口では優しいことを言いながら、腕が途中で止まっているところなんて、ここも帝の心の内をあれこれ想像できて、楽しいです。

唐突ですが、たたら場のダンスシーンが好きです。特に悠浦さんが楽しそうに踊ってるのが印象的です。このあとは上道ですからね。

そうそう、ナレーションが効果的でしたよね。今に伝わる言い伝えと本当にあったこと(舞台上で出来事)の相違が表現されてて。

もし、次にはやみ先生が作品を担当されるときは、音楽は松岳先生以外で組んでみてほしいなと私は思います。やはりどうしても雰囲気が似てしまいますよね。今までにも色んな先生と組まれて、結果お二人が名コンビなのでしたら、余計なこと言って申し訳ないです。


鬼ノ城、それこそ岡山とかでも再演してほしいと思うぐらい、気にいりました。
えりあ様、東京公演も楽しんできてください。
by こんにちは (2017-02-15 13:51) 

えりあ

そう!そうです!帝の手!書き忘れてましたわ。
具現化した鬼が上道、隠れた鬼がみまき、そして未発症の鬼が帝。
あの皇后を抱擁する手が一瞬止まって・・というのは、何かあれば帝も鬼になる・・という伏線だと感じました。おっしゃるとおり!

上道がとらわれて連行されるとき。こちらも一瞬止まって顔を上げる。あのときミマキの顔を見ようとした・・と私は感じました。でもミマキは目が合うのを避けた・・?それを知って上道はその後顔を上げて立ち去る、ように見えました。彼が捕らえられたことを「喜んでない」「目を合わせず辛い顔をしていた」ということで、上道はまだミマキへを取り戻せると思ったのでは?と感じたのでした。その二人を後ろから見る帝の視線や表情・・・ああ、まだまだ書いてないことがありますね(笑)
あの三人、本当に見る甲斐があるというか、書くことが多いというか。東京でもう一度見てきます!

音楽、確かに似ています。一度違う方というのは私も賛成。松岳先生のほかにも、ドラマティックな音楽を創る方がいればお願いしたてみたいです。
by えりあ (2017-02-16 21:52) 

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