So-net無料ブログ作成
検索選択

踊劇舎「ドラキュラ99」 [観劇感想(その他)]

踊劇舎「ドラキュラ99」
2017年4月22日(土)18時 一心寺シアター倶楽部  


チケットを頂いたので見に行きました。
初めてきいた~踊劇舎。そのとおり、踊りと劇だった。
なんか違和感あるなあ~と思ったら、歌が無いんだ!!
ストレートプレイにダンス・・・新しい世界だった。

私の感覚でいうと「ここは歌やん」っていう場面が結構あって(笑)
ダンスは凄かった。OSKレベルに踊る方がいて、見ごたえあり。
芝居は、説明台詞が多いのと、台詞がちょっとくどいこと。
台詞の通りが悪い人が何人かいたこと。
何より、男役が男に見えない。声も動作も男に見えない。
一番驚いたのが、男役の人が体型補正なし!体が女のまま。視覚的違和感。
動きも。やっぱり男役十年というのは真理なのだな、と実感したことですね。
装置も衣装もまあ・・・。プロの劇団じゃないし。照明がいい仕事してた。

主催者の趣旨と違ったらごめんなさいですが、宝塚OSKファンとしては、
こんな感想です。

201704ドラキュラ99表.jpgスタジオ踊劇舎
第30回公演「ドラキュラ99」

ストーリーは、吸血鬼一族が滅ぼされ鏡に封じられる。
王は上手く逃れ人間としてよみがえっている(タケル)
ドラキュラ伯爵と元人間の吸血鬼たちが、王の魂を持つ
タケルを覚醒させようとする(約束の時が1999年7月ね)
王族のカーミラたちも、時が来たので呼びかける。
で、タケルと友人(人間)+吸血鬼たち VS王族
という争いが起こり、人の心(タケル)が王に勝つんだっけ。
永遠に生きるより、限りある命を楽しく。
・・正直タケルより、元吸血鬼たちが
「こんな生活が続くなら、永遠に生きても面白くないし~」
「さっさと光になりたいよ~(もう次の人生行きたい)」
っていうのが実感籠ってて、「そうだよなあ~」って思ってしまった。
テーマ的には、タケルの葛藤が主題ですよね。



まずは踊劇舎ということで、踊りから。
ダンスは「吸血鬼の王族」「元人間の吸血鬼」「妖精」とチーム分け。
大雑把に言うとこの3チームのほか、主役のタケル、友人、ドラキュラ伯爵がいる。
小さい子(妖精)まで入れると、結構な大人数。
一番上手い!と唸ったのが、吸血鬼王族の中のカーミラ役の方。
どこにいてもすぐわかる。手の動き足の上がり方。優美な踊りは、「ダンスのOSK」
でも屈指のダンサー真麻里都さんを思い出させる。背もあり体型も綺麗だ。
マントさばきも美しい。仮面付けていても衣装変えても、すぐに分かった。
次に、目立ったのが「元人間の吸血鬼」にいた、背が高くて綺麗な子。
まだ若いと思うけど、あの長身と美貌。これは宝塚で欲しそうな人材・・と
思いました。もちろんあれだけ踊れたらOSKも受験してほしいわ~ってくらい。
妖精チームは、幼稚園児か小学生から中学生という感じで、ダンス教室の
生徒さんかな?(集客には、生徒を出すのが一番ですもんね)
はやみ甲先生のダンス発表会も見たことがありますが、そこよりは芝居が中心で
ダンスは少なめ。だから上記の二人以外は、それほど見せ場がなかったかも。
(はやみ先生のところの発表会?は、個々に見せ場が作ってありますよね~。
同じく岡山のMAKOTO先生(今川誠先生)のダンス教室も同じ作りですよね。)

でも中に、この子、宝塚に向いてそう~、この子OSKで踊れそう~とか思う
年長の生徒さんらしい女の子もちらほらいて、それはそれで楽しかった。

集団で踊るところの揃い方もまあまあ。妖精ちゃんはあんな幼い子までいるのに
良く揃っていた。いっぱい練習したんだろうな~と思い、これはこれで可愛い

次に劇。お芝居ですが、これは正直・。
まず脚本。解説を読むとかなり昔に作った話(だって1999年7の月の前だもん)
それを手直ししているとはいえ、そのまま上演って。なんだかな~って気分。
上にも書いたけど、説明台詞が多くてくどい。せっかくコロスのような踊れる集団が
いて、それができる人数が居るのに、使い方が勿体ない。ダンスもある劇で、
ストーリーを台詞だけで進めるのはもったいないというか。
テーマは明瞭で良いのに、演出にもう一工夫欲しいところ。

役者についていうと、主役のタケルは主催の先生のようなのですが、男役ではないので
当然なのですが、全然男に見えない。吸血鬼の王と人間タケルの一人二役は、
それらしく演技しておられ、そこは大変良かったのですが・・・
いかんせん、男に見えない。
それが最大の違和感でした。胴布団つかってないんだもの・・・。それで体に密着する
ぴったりな黒衣装で出て来られて「僕は・・」と言われても、頭が混乱しまくり。
他の吸血鬼たちも、男役設定のようでしたが、みんな体型補正してないみたいで。
余り胸の無い子はまだしも、女性らしい体つきの子は厳しいですね。
(いや、そんなこと思ってたのは私だけかもしれませんけど。)
先生も含め、声が高い。かなーり脳内で補正しても辛かった。
それもあり、中性的な吸血鬼王族の人々が、魅力的に見えたのかもしれない。
タケルは「男」だけど、「吸血鬼の王」は、話し方が「オネエ」なんだ。
わけわからん・・。吸血鬼一族は女なのか?など邪推でいっぱいでした。
単に演じ分けがわかりやすいようにしただけだと思いますけど、私には???。

あと、台詞噛む人がいたのがねえ。話をするのはメイン3人しかいないのに。
友人役の人が一番お芝居が良かった。ほとんどこの人で持ってたようなに私は感じた。
声で言えば、あまり台詞が通らない人が多い中、ドラキュラ伯爵の声がほとんど唯一
「役者の声」だったと思う。
台詞が通らないから、集団で同じ台詞を言っていて、なんとかわかる感じ。
基本は教室の発表会なのかな~と、台詞割を見ていて思ったのでした。
商業演劇ではないとしてみると、お教室の発表会ならハイレベル。
そう思えば、幼稚園~小学校低学年の子の揃い方は見事でした。
中学生以上のお嬢さんたちのダンスもレベルが高かった。大人も趣味ではなく
それなりに続けている方と思しき。教室の位置づけがよくわからない中見たので
間違ってたらごめんなさい。偏った歌劇ファンだし、私の感想です。

久々に商業演劇以外を見て、歌劇以外の男役を見て、ちょっと目が覚めました。

今回のドラキュラ99、それなりに楽しみましたが・・私なら脚本もっと・・
演出こうしたい、とかいっぱいあって(笑)

劇とダンスが趣旨だと思うのですが、ダンスは良いけど劇が弱い。
ダンスが素晴らしいので、魅力ある舞台にするには、台詞を減らし、ダンスと
歌で進行することかな。そう、一番提案したいのが、「歌」入れること。
あれだけお嬢さんたちがいれば、歌える子の一人くらいいるはず。
無理なら、誰かシンガーをお願いして、要所要所で、歌うだけをしてもらったら、
かなり間延び感が減るのになあ~と思ったのでした。
あれだけ踊れるのだから、歌とコロスで場面転換すれば、説明台詞も減り、
もっとショーアップした感じで、こちらの皆様に魅力が出るのでは?なんて。
(教室の趣旨とは違いそう。。歌劇ファンからの意見なのでご容赦)
それから、はやみ先生の教室の発表会でも、子供バレエ教室の発表会でも
大先生は出演されず、お弟子さんたちが舞台に立ち、先生は総監督。
その方式のほうが完成度高くなるのでは?と思ったのでした。
脚本、演出、振付、監督に主演って、大変すぎません?・・大きなお世話ですね。

タイトルロールの「ドラキュラ」が主役じゃないのにも驚いたけど(笑)
ドラキュラ=吸血鬼一族の総称ってことかな~これも私の常識外でした。

201704ドラキュラ99裏.jpg




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0