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新歌舞伎座「東儀秀樹×古澤巌×coba」 [観劇感想(その他)]

新歌舞伎座「東儀秀樹×古澤巌×coba」
2018年12月25(水)新歌舞伎座 18時 2階6列センター

邦楽と洋楽は合う。演奏する曲の譜面は洋楽のほうが多いと思われるけど、とても素敵だ。
和の音色が素晴らしく引き立ち、洋楽器と溶け合っていく。
メイン3名の後ろにバンドメンバー4名もいたので、大変華やかでした。
素晴らしい曲を堪能。大満足です。
最近異素材ユニットがはやりのようですが(多分)、これぞ日本的な音楽という感じで私はとても好きです。

201812東儀.jpg

東儀秀樹×古澤巌×coba
コンサートツアー2018ファイナル TFC55 LEVEL5

新歌舞伎座年末シリーズの2つ目の報告。
宝塚花組「蘭陵王」にて東儀秀樹さんの音楽の美しさに感動したこと、異素材ユニット「古武道」のコンサートに行き損ねたこと、そんなときにこのポスターを見て「これだ!!」と思ったこと。調べたらチケットがあったご縁。ということでコンサートに行ってきました。

第1部は「オペラ座の怪人」から。で「ゴットファザー」のテーマ。ん?なんかこの前から同じ曲ばかり聞いているような。オリジナル曲がいくつかあり、「ルパン三世のテーマ」。これが圧巻でした。この曲ってすごくテンポが速いように思うのだけど、それを篳篥とヴァイオリン!アコーディオンは何となく合うように思ってたけど、篳篥がね。すごかったです。ひちりきだけじゃなく笙も吹いてらしたようにも思う。全部の楽器ができるそうで、すごいなあ。

第2部のほうもいろいろ盛りだくさんで、こちらは「リベルタンゴ」が印象に深い。古武道でも定番の曲だけど、異素材ユニットに合う曲なのね。あとは東儀さんオリジナルの「那由多の祈り」という和風の曲。和風で古典的なのに現代風でとても素敵な曲でした。ヒーリングミュージックという感じ。バイオリンはクライスラーの曲が圧巻の演奏で、バイオリンの魅力を堪能した。ニューミュージックの人みたいな格好でもバイオリニストだ!と思った(失礼)

撮影タイムもあって、動画はだめだけど撮影はOKとか。それで撮ったのが上の写真。舞台が遠いし照明が派手に当たっているので人物が映らないーまあ雰囲気は伝わるかな。セットも海賊船風でとてもカッコよかったわ。
アンコールに「ホワイトクリスマス」。今日5日こそクリスマス当日だもんね。
名曲のとりどりと、ちょっと面白めのトークで、あっというまの2時間半でした。

201812東儀リスト.jpg


途中の曲で、客席からの登場があり、一階席が盛り上がっていた。2階席だったので全然見えない。やっと見えたら、なんと平安貴族の後ろ姿。おおおさすが東儀様!とか思っていたら、上手側にもおひとり。古澤氏であった。狩衣に烏帽子でバイオリン持ってるよ・・・すごいシュール。
そのまま2曲。狩衣という袖や布たっぷりの衣装で、バイオリンを弾くのは大変そうであったが、演奏は見誤でした。ここの会話がちょっと面白くて。
東儀氏「この姿でバイオリンを演奏したのは古賀さんが多分世界で初めてでは!」
古澤氏「東儀様は良いでしょうけれど、私には似合いませんよ」(のようなこと)
東儀氏「これは狩衣と言って平安時代の貴族の普段着です」
古澤氏「そういえば、東儀様のお宅にお稽古に伺うと皆様このようなお姿でしたね」
東儀氏「普段着ですから!コンビニとかもこれで行きますから」
とか、冗談やんね~と笑いつつ、ほんまかも?なんて空気が漂っていた。会話の口調が、東儀さんは普通の現代的話し言葉なのに、古澤さんが平安朝というか超丁寧な皇室の方のような言葉遣いなのも面白かったです。
あと狩衣の袖の紐は飾り以外に実用性もあり、縛ると袖がバルーンになるのですね。東儀さんが実演して下さいました。昔からそうだろうなあと(神社の神官さんを見て思ってたんですが実行する機会も勇気もなく)袖を絞った姿を始めてみました。これは動きやすそうだ。普段着なら、きっとこうやって縛ってた日もあったんだろうなあ~と妙に感心したのでした。なんだか大満足。
さすがに東儀さんは着慣れた感じで、とても優雅でした。あの衣装でバイオリンを演奏する古澤さんも優美でした。海外公演もされたそうですが、とても人気だったことでしょう。

衣装つづきでいえば、 東儀さんは宝塚男役のような派手めの黒い衣装が似合っていて、イケメンの長身痩躯に映えて大変かっこよかったです。あれはロッカーの脚だよね。細くて長い。(古武道でもそうだけど、なぜか和楽器担当の方が一番背が高くてかっこよいのだろう・・・私の好みのタイプなだけ。)
3者三様の衣装が個性的で、古澤さんはゆるっとした衣装に帽子が似合う。バイオリニストとしてはどうかと思うが、フォークミュージシャンのような感じで、お似合いではある。単色のチュニックに派手めな柄の粋なスカーフでセンスいいなあ~と思ってたらスカーフではなくイオリンのための顎を置く布だった。いやあれも衣装なのか。
アコーディオンのcobaさんは、アコーディオンで上半身が見えない。サングラスにすっきりした髪型?がとてもインパクトがある。このため衣装はほとんど覚えていない。ごめんなさい。アコーディオンがこんなにも多彩であることを今回初めて知りました。うっかりアコーディオンを弾く手ばかりを見ていたので(両手を見ていた)衣装を見ていませんでした。狩衣で出てくれたら覚えていたかもしれない。戦国の僧侶風でもいいよ。




今回も異素材ユニットを堪能した。
異種な邦楽と洋楽の組み合わせと言いつつ、実は、管楽器の邦楽+弦楽器の洋楽+鍵盤楽器という組み合わせが成功するのではないか?とふと思い当たった。

TFC55=笙(東儀)+バイオリン(古澤)+アコーディオン(coba)
古武道=尺八(藤原道山)+チェロ(古川展生)+ピアノ(妹尾武)

常にヒロイン役(センター主旋律)が邦楽なの。尺八はバイオリンの音に似て聞こえ、笙はトランペットに聞こえた。私の耳はどうなってんだかわかんないが、そういう感じに聞こえたのだわ。どちらも洋楽器より和楽器のほうが音が柔らかいように感じる。
まだコンサート行ったことがないが、「竜馬四重奏」というユニットもあり、アルバムの音源は持っている。これも異素材和洋の組み合わせのようだ。こちらには小鼓が入っているし、4人いるんだろうなーくらいは分かる。新しい事例になりそうなので、ぜひ一度コンサートに行ってみたい。年末、新歌舞伎座に来てくれないかな。(なんだか比較分析の調査研究をしたくなってしまう)


2018年の観劇は、この翌日のOSK日本歌劇団「円卓の騎士」千秋楽で終了。とても素晴らしい千秋楽でした。年明けからまたガンガン観劇するぞ~!その前に、2018年総括しないとね。


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